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【初心者殺しの仮想通貨】知らないと大損する罠とリスクとは

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前回の記事で、仮想通貨とは何かについて徹底的に解説しました。

9月
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図をたくさん使って、初心者向けに分かりやすく説明したのでよかったら見てください。

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初心者がはまってしまう罠とは

前記事でも書いたように、仮想通貨の売買を繰り返して利益を出し、その利益だけで生活をしている人が一定数いるのは事実です。

9月
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中にはたった数円で購入した仮想通貨の値段が何万倍にも跳ね上がって、数億、数百億と利益を出した人もいるんだよ

これがまさに仮想通貨バブルです。当時のまるで「仮想通貨を買いさえすれば誰でも儲かる」かのような情報により多くの人が良く知りもしないのに様々な仮想通貨を買いあさりました。

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私もそのうちの1人です

そして仮想通貨バブルはあっという間に終わり、すべての仮想通貨の値段は急降下。あっという間に減ってしまった資産を目の前にし、人々が口にした言葉は「仮想通貨は怪しい。インチキだ。」です。

9月
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元はといえばよく知りもしないのに手を出した自分の自業自得なのにね

目先の利益に目がくらみ、我先にと手を出せば十分に損をする可能性があるのは少し冷静になって考えてみれば分かりそうなものです。
しかし、人は自分が投資している「こと」や「もの」に」関しては冷静な判断ができず、どうしても価値があるように見えてしまう傾向があります。
しかもバブルの絶頂までの期間があそこまで短いと、初心者がよく考える暇もなく仮想通貨に投資し、多くの人が損失を出してしまったことは、いわば必然ともいえるでしょう。

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もちろん私も人にはとても言えない額の損失を出しました・・・

ここでは仮想通貨バブルに踊らされた私だからこそ分かる、仮想通貨を始めるなら必ず落ちると言ってもいい3つの罠について解説していきます。

3つの罠とは・・・

ここでいう罠とは、仕掛けられた側が知らず知らずのうちに被害を受け、気が付いた時にはもう後戻りできない状況になるように密かに仕掛けられているものを指します。つまりこの罠にかかってしまうと、大げさでなく元の生活には戻れなくなるほどにダメージを受ける可能性も少なからずある、ということです。しかし「こんな罠があるかも・・・」と予測しておけば、対策を考え、実行することも可能ですよね。

9月
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何事も「備えあれば患いなし」だね

罠その1:ボラ(ボラリティ)の大きさ

ボラ(ボラリティ)とは「価格変動の大きさ」のことを指しています。
仮想通貨のボラの大きさはドル円や株式などの数倍ともいわれており、このボラが大きければ大きいほど、リスクもリターンも大きくなると思って良いでしょう。

一般的な株式やドル円での取引に慣れている人は、仮想通貨をはじめて最初のうちは、このボラの大きさについていくので精一杯でしょう。
そして初心者が軽い気持ちで仮想通貨に手を出した場合、このボラの大きさに飲み込まれ、自分の資産が一瞬で焼き払われてしまう可能性があることを覚えておかなければなりません。

ボラが大きいとなぜ自分の資産に影響するの・・・?

それは下で説明します。

罠その2:レバレッジ取引

仮想通貨取引では、証拠金を口座に預け入れ、それを担保にして預けた証拠金の何倍もの金額の取引ができる仕組みがあります。これを「レバレッジ取引」といいます。

例えば・・・

証拠金100万円を口座に預け入れた時に
現物取引・・・・預けてある100万円の範囲内でその時の仮想通貨の価格で取引を行う
レバレッジ取引・・・・レバレッジの倍率3倍だとすると、100万円×3倍の300万円分の仮想通貨をその時の価格で購入し、取引を行うことができる

前回説明したように、仮想通貨はその価格が下がることで利益を出すことができるのも大きな特徴です。

この「架空のBTCを売却して、価格が下がったら買い戻す(空売り、ショート)」に使用することもできるのがレバレッジ取引の特徴です。

空売り・ショートのおさらい

レバレッジ取引を使えば、自分が預けた証拠金を担保にすることで、自分が保有している以上の取引額を取引することができるのです。
上で述べたように同じ100万円で取引した場合でも、レバレッジ取引を行った場合の方が資金効率良く、取引をすることができます。

例えば・・・

証拠金100万円を使って取引を行い、1BTC(ビットコイン)=100万円の時にビットコインを購入し、その後ビットコインの価格が50%上がり、1BTC=150万円になったとします。
現物取引では100万円で1BTCしか購入できず1BTC=150万円になった時の利益は+50万円となりますが、レバレッジ2倍で2BTCを購入した時の利益は、100万円に対し50万円×2BTC=100万円となり、現物取引の2倍の利益を得ることができます。

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現物取引よりコストパフォーマンスが良いね

しかしこのように利益を出すことができるのも
    自分の予想と同じように相場が動けば・・・
の話です。
前述したとおり仮想通貨は価格変動の大きい相場です。もし、自分の予想とは正反対に相場が動いたときはどうなるのでしょう。

先ほどの例を見てみましょう。

例えば・・・

証拠金100万円を使って取引を行い、1BTC(ビットコイン)=100万円の時にビットコインを購入し、その後ビットコインの価格が50%上がり、1BTC=150万円になったとします。
現物取引では100万円で1BTCしか購入できず1BTC=150万円になった時の利益は+50万円となりますが、レバレッジ2倍で2BTCを購入した時の利益は、100万円に対し50万円×2BTC=100万円となり、現物取引の2倍の利益を得ることができます。


この場合、自分の予想通りに相場が50%上がったので現物取引の2倍の利益を得ることができました。
しかし、2倍のレバレッジをかけた状態で自分の予想とは逆に相場が動いた場合・・・。
現物取引なら100万円分のビットコインを保有していて50%価格が下がったら損失は50万円です。
しかしレバレッジをかけて200万円分の取引をしていた場合、損失も2倍の100万円となります。

罠その3:強制ロスカット

レバレッジをかけて大きな利益を出すことが可能となることは理解しました。
しかしこのレバレッジにより、損失も大きくなってしまう可能性があります。

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まさに「ハイリスク・ハイリターン」だね

次に紹介する「強制ロスカット」は私たちの資産の損失を未然に防ぐためのシステムです。

レバレッジは、自分が預けた証拠金を担保として取引を行いますが、強制ロスカットとはこの証拠金に対して、一定以上(各仮想通貨取引所側で設定されています)の比率の損失が出た時に、強制的に取引を終了し決済を行うシステムのことをいいます。
これは、損失が出た場合にこの損失が私たちの資産である証拠金を上回ってしまうことの無いようにするための仕組みです。
また、高いレバレッジをかけて予想に反し相場が急変してしまった時に、損失が無制限に増えてしまうのを防いでくれるおかげで、私たちの資産がマイナスにならずに済むよう守ってくれている仕組みでもあります。

しかし、この強制ロスカット、良い面ばかりではありません。
自分の予想が上目線(相場が上昇すると予想)だとしましょう。ここは絶対にロングだ!とレバレッジを10倍かけていたとします。その直後、一時的に相場がガクンと下落したらいったいどうなるのでしょう。
たとえ一時的でもレバレッジをかけた状態で一定以上の損失が出れば強制ロスカットは適用されてしまいます。その後自分の予想通りにどれだけ上昇したとしても、いったんロスカットされてしまったら再度購入しなおすしかもう一度ポジションを持つ方法はないのです。

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価格変動が激しい中では一瞬の判断が命取りになるよ

また、この急激な価格変動により強制ロスカットが追い付かないと、設定してある証拠金維持率を大きく下回った状態でロスカットされてしまうこともあります。預け入れした金額をはるかに上回る額の損失を抱えてしまう可能性も十分にあるのです。

リスクを未然に防ぐには・・・

追証のし過ぎは危険、損きりの金額は先に決めておく!

追証とは「追加保証金」のことです。
レバレッジ取引をする際、証拠金を担保にすることはお話ししましたが、損失が重なってしまいこの入金額を上回ってしまうとさらに証拠金の追加を求められることがあります。
これを「追加保証金」といいます。

そして、取引で生じている損益を含めた総資産と入金している証拠金との比率を「証拠金維持率といい、多くの仮想通貨取引所ではこの証拠金維持率が一定の水準を切ると追証の支払いを求められ、支払わなければ強制ロスカット、となることが多いです。
追証にならないためには証拠金維持率をキープする必要があります。しかし仮想通貨は価格変動が大きい事こそがその特徴であるため1度価格がガクンと落ちてから上がることももちろん珍しくありません。
書かうが自分の予想と大きく外れて変動した時に追証をするか損きりをするかで悩み、損失をより大きくしてしまわないためにも、損きりする価格を先にめいかくにしておくことはとても重要です。

私のはなし・・・

ビットコインの価格が今までとは比にならないくらい跳ね上がるという情報を手に入れて思い切ってレバレッジ10倍でロング!!その後一旦は値上がりしたものの、情報で手に入れた価格には到底及ばなかったため、もうしばらく待つことに。するとみるみるうちに価格は下落しあっという間に追証の対象になってしまいました。ここでやめておけばよかったのですが欲深い私はムキになり「絶対上がる!!」という根拠のない自信を持ったばかりに・・・。結局史上最低価格まで下落し、元の証拠金のみならず多額の追証を支払う事になってしまいました。

Twitterや各サイト上では仮想通貨をめぐる情報がいくつも出回っています。これを鵜呑みにしてしまわないことはもちろん大切ですが、自分の大切な資産を守るためにも
・損きりは早めにする
・レバレッジをかけすぎない
・注文数は自分が余裕を持てる範囲内で

この3点は取引をする際、いつでも頭に入れておくと良いでしょう。

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