9月のプロフィール

百貨店はブラック企業!?元店員が明かすデパートの闇

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転職

どうも。百貨店にトータル10年弱務めていた9月です。

実際に働いていたのは
・名古屋駅の超有名百貨店
(婦人靴・アパレル・催事場)
・新宿の超有名百貨店
(紳士靴)
・池袋の有名百貨店
(紳士靴)

ですがその時に感じていた違和感が最近どんどん膨らんできてとうとう

百貨店て・・・もしやブラック企業!?

という結論に行きついてしまい眠れません。助けてください。。。

今回はそんな私の経験も含め、百貨店で働く際についての問題点や、これから百貨店で働くひとに知っていてほしい心構えなどを紹介します。

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百貨店で働いて感じた問題点

百貨店で実際働いているときに感じた問題点を思い出してみました。

問題その1.カスハラ

カスハラ=カスタマーハラスメント その名の通りお客様からの過度なクレームや悪質な迷惑行為などのことです。
私が直接聞いた話だと、女性下着売り場の前にずっと立っているおじさんに声をかけたら「犯罪者呼ばわりするな!!」と大クレームになったり、突然従業員にたいして怒鳴り散らしてくる人が毎日同じ時間にやってきたり、5年前に購入し、履きふるした靴を返品すると言ってきたり・・・こんなのが毎日起こります。来店していただいている以上大切なお客様として対応しなければいけないため、従業員一同、頭を悩ませていました。

問題その2.外国人観光客への対応

私が働いていたのはかなり前なので今はもう改善されているかもしれないのですが、当時は海外から来たお客さまの対応がまったくできていなかったです。英語が話せるスタッフがフロアに数名いて外国人のお客さんが来たら走ってその人を呼びに行くというスタイル(笑)。今は場所にもよりますが半分以上海外のお客さまというところも増えてきています。言葉だけでなくほかのサービスも充実させることができればいいですね。

百貨店で働くメリット・デメリット

メリットその1.言葉遣いが良くなる

百貨店の店員はサービス第一です。
売り場に立っているときは360度の方向からの視線に気を配りながら立振る舞わなければなりません。普通に生活していたらまったく気にならないことでも、デパートの中では致命傷になってしまうこともあるからです。

とくに気を付けなければならないのは「言葉遣い」です。
入店研修でも言葉遣いについては特に厳しく指導を受けます。
実際に売り場にでたら普通の言葉で話す時間はほぼありません。
お客様と対面しているときはもちろん、従業員同士話すときも気を付けています。
おかしな言葉遣いで話しているのを聞かれてそれがそのままクレームにつながってしまうことがあるからです。
それが今になって、日常生活で役に立っていると感じることが多くあります。
会社でも自分より上の立場の人と話すときの言葉遣いや態度には自信があります。
言葉遣いが悪いと自分の育った環境や品位にまで問題があると思われてしまいます。
なかなか言葉遣いをよくできずに悩んでいる人でも百貨店で働けばすぐに良くなると思いますよ。

メリットその2.メンタル強化

前の章で書いた「カスタマーハラスメント」をしてくるお客さんにさらされて、私はかなりメンタルが強くなった気がします。
普通の職場なら出会わないであろう少しおかしな人と触れ合うことにより、街中で少しおかしな行動をとっている人を見たくらいじゃ驚かないし、コンビニの店員さんの態度が悪くても全然平気です。
閉鎖的な環境に身を置くよりも、毎日違う人と触れ合うことができる百貨店の方が確実に外向性は上がるでしょう。

デメリットその1.土日休みじゃない

人によっては土日休みじゃないことがメリットになるかもしれませんが私はデメリットとして挙げたいです。
これは土日休みの友達と予定が合わないとかではなく、「連休」をとれないことに問題を感じていました。
百貨店勤務の場合、出勤体制の多くはシフト制で行われています。売り場に人がいなくならないよう、そのフロアのメンバーで休みを交代でとっていくのです。
もちろん連休をとることは可能です。前もってシフトを決めている人に「この日とこの日は連休にしたいです。」と言えばいいだけなのですから。でも、自分が休むということはすなわち誰かが出勤することです。自分が3連休すると誰かが自分のために3日以上連続して働かなければなりません。みんなで協力し、理解しあえればいいのですが自分勝手な人は必ず出てきます。そして謎のルールができます。

休み希望は3日までにしてください

普通の人は当たり前のように毎週土日の連休があって月曜から金曜の5日間連続して働いていますが実はこれ、百貨店の店員からしたらめちゃくちゃうらやましいことなんです。

デメリットその2.病む

はい。病みます(笑)。メンタル強くなったはずなのにどーした!?ですよね。
実はこれ、原因はお客さまではありません。スタッフにあるのです。

女性が多い職場は人間関係の問題も起こりやすい

百貨店は女性が多い職場です。化粧品、靴、洋服、そして食品などすべての売り場において、スタッフの数は男性より女性のほうが多いか、半々かでしょう。
そうなると、どうしても出てくるんですよね、「おつぼねさま」が。
なぜか見た目もパッとしない謎のおばさんが売り場の主導権を握るようになり、気に入らない人のことをとことん排除しだします。こっちは普通に働きたいだけなのに理不尽なことが増えていき、結果みんな辞めてしまい残るはおつぼね軍団だけ。ここからはもう悪循環です。このおつぼねが辞めるまで戦いは続きます。

普通の会社なら別の部署の人とはそこまでかかわらなくても良いですが百貨店は違います。同じ百貨店内のスタッフ、ましてや同じフロアのスタッフと常に連携をとって仕事をしなければなりません。

なので「おつぼねさまの処理」これは百貨店の永遠の課題だと思います。

まとめ

いかがでしょうか。今回は筆者の経験をもとに百貨店の内側にフォーカスを当ててみました。これから百貨店で働きたいと思っている人はぜひ参考にしてください。

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