本当に自分は今の職場にずっといて良いのかな・・・そう思いながら仕事をしている人は実は少なくないんでしょうか。ある調査によれば、転職活動をしながら働いている人の数はどんどん増えており、実際に転職した人の割合は20202年現在、転職率およそ1年間で10.0%となっています。これはつまり、1年のうち10人に1人の割合で転職をしているという数字です。
しかしながら昨今の世の中の情勢に目を向けると、新型コロナウィルスの影響で不当に解雇される人や自分の店をたたまざるを得ない人たちがマスコミでフューチャーされ、「今働けているだけで幸せなんだ・・・」と、みなさんが転職から目をそむけたくなってしまうのも無理はありません。
以前私はこんな時代だからこそ転職活動すべきだという記事を書きました。
今回は、転職したいと思っている人の中でも特に「何のスキルもない」人に向けた記事を書こうと思っています。
中途採用を積極的に行っている企業が今求めるスキルとは
転職先を探すとき、今働いているところよりも悪い条件で探す人は少ないですよね?
ほとんどの人は今より少しでも良い条件で働くことはできないか、と考えるはずです。
もちろん今と全く同じ仕事内容で条件だけが良くなるなら願ったり叶ったりなのですが、世の中がそんなに甘くない事も私たちは知っています。
そこで重要になってくるのが
スキルの有無 です。
良い条件の職場で働くためには自分にスキルが必要になることを私たちは本能的に悟っているのです。そして・・・ほとんどの人はスキルのない自分に好条件で転職するなんて無理だ。とあきらめてしまうのです。
さて、ここで今企業が中途採用者に本当に求めているスキルを見てみましょう。
予想は・・・
TOEIC 650点以上とかMOSかなあ・・・。
どっちも受験までにコツコツ勉強しなくちゃいけないから働きながらは難しいんだよなあ・・・
実際は・・・
・部下を育てられる能力
・リーダーシップ
・企業理念への適正
・体力
・ストレス耐性
・ヒューマンスキル
えっ!資格よりも経験や年齢と共に積み上げてきた能力を必要とされているのか・・・。これは予想外だな・・・。
そうなんです。こんな時代だからこそ必要とされているのはあなたが積み上げてきた経験を基(もと)とする能力なんです。
TOEICやMOSなどのスキルがあれば確かに転職にも有利かもしれません。
しかし今は、履歴書には書けない、人としての能力を第一にと考える会社が増えてきています。
実際に私が見てきた中でも履歴書に書けるスキルが1つもないまま好条件で希望した会社に転職できた人が何人もいます。
そして、この中で最も重要なスキルとして注目されているのは
ヒューマンスキル です。
ヒューマンスキルとは
ヒューマンスキルとは、簡単に言うと「コミュニケーション能力やリーダーシップ、向上心やプレゼンテーション力、またはヒアリング力など円滑な人間関係を築くうえで必要となるさまざまな技術や能力」の総称です。
このヒューマンスキルは勉強すれば理解できるというものではありません。
一定の期間、同じコミュニティの中に属し、立場の違う人たちの中でさまざまなコミュニケーションをとりながら関係を作ったり、壊れてしまった関係を修復したりして初めて身につくものです。
また、役職の無い平社員から社長まで、均等に必要とされる能力だという特徴も持っています。
つまり、ある程度の期間、企業で働いて、初めて得られるスキルってことだね
新入社員は持っていない武器を、私たちは持っているのです⚔
このようにいろんな方向から自分を見つめなおしてみることで、私たちは、自分のまだ見ぬ魅力に気づけるのかもしれません。
自己分析をしてみよう
どうですか、この記事を読み始めた時よりも少しだけ自分に自信を持つことができていませんか。
改めて自己分析をしてみることで新しい自分を発見することができるのです。
ここからは、転職に有利な強みを見つけるための診断を紹介していきます。
リクナビNEXT グッドポイント診断
リクナビNEXT グッドポイント診断はこちら自分には何が出来るのだろうか・・・他の人とは違う 強み があるのだろうか・・・。そんな人にまずやってみてほしいのがこの リクナビNEXT グッドポイント診断です。一般的な適性診断とは違い、自分では客観的に判断しづらい長所・強みを、大手だからこそできるリクルートキャリア独自のノウハウを活かして開発したシステムで具体的に教えてくれます。
約30分の濃厚な診断に答えていくことであなたの強み(グッドポイント)が次々と明らかになり、転職だけでなく、自己分析にも活用できること、間違いありません。
マイナビ 自己分析ツール「適職診断MATCH」
就活の始まりは自己分析から。自分を知ることが成功への近道に!
マイナビ 自己分析ツール「適職診断MATCH」はこちら就活の始まりはやっぱり自己分析から。自分を知ることが成功への近道になります。
自分のことは自分が1番よく知っている――普段はそんな風に思っているかもしれませんが、いざ就職活動がスタートしてエントリーシートを書き込もうとすると、自己PRのネタが見つからずに苦しむ人が毎年続出しています。そんな状態で面接の場に行っても、「志望動機はなんですか?」「学生時代に成し遂げたことはなんですか?」こういった質問には、うまく応えられないかと思います。
就活で問われる「自分とは何ぞや」に明確な回答をするには、自己分析という作業が必要不可欠。100%の回答が必ずしも返せるわけではないにしても、自己分析を通して自分という人間を客観的に見つめておけば、スムーズに回答するための確かな土台が築き上げられるのです。
「自分なんてたいした経験もしていないので、何も語れない」なんてそんな風に思わなくても大丈夫。そもそも企業は普通の人間であるあなたが、過去にどんな人生を歩み、現在は何を考え、未来をどう描こうとしているのかを、率直に知りたいと考えています。採用の軸も人間性という企業が大多数。就活を通して素直に自分という人間を表現するためにも、まずはこの、自己診断で自分自身を見つめなおしてみてはいかがでしょうか。
未経験でも転職可能な職種を紹介
自己分析をして自分の強みを見つけ出したところで、未経験からでも比較的転職しやすい業種をまとめてみました。
人材業界
個人・法人のお客さまに対して最適な人材を紹介したり、社会から必要とされる人材を育成する人材業界はここ数年で市場規模が倍になったという数字もあり、「参入しやすい業種」といえるでしょう。
そして幅広い年齢層で活躍できる可能性もあります。
人材業界には大きく分けて「人材紹介」「人材派遣」「求人広告」「人材コンサルティング」の4つに分かれています。この中でも専門知識と高いコンサルスキルを必要とされる「人材コンサルティング」は未経験では比較的難しく、あまりお勧めできません。未経験で人材業界を目指すなら基本的に「人材派遣」「求人広告」の営業からスタートするのが一般的でしょう。
一般的に大手企業への転職は難しいと言われていますが人材業界の大手企業は中途採用を積極的に行っていることが多いです。例えば パーソル・リクルート・マイナビ などが代表と言えます。
各社の募集要項をよく見て、どこのビジネスモデルに1番興味があるのかを基準に決めていくのが良いでしょう。
IT系・SE業界
人材業界と同じく、ここ数年で爆発的に市場規模が拡大したIT系も比較的未経験から転職しやすい職種と言えます。日々端末やソフトウエアが進化し続け、サービスの発展や保持のために常に人手を欲していることがその要因の1つと言えるでしょう。
もしもIT系に興味はあるけれどまったくの未経験からだと不安・・という方は研修制度の充実した企業を探してみるのも良いでしょう。中途採用でも何か月もかけて開発言語の研修をしているような企業もあります。
研修制度の充実しているIT系企業の募集要項はこちらからちなみに・・・
未経験者が、就職に有利になるために必要な実務経験を積むなら「マンパワーグループ」がおすすめです。マンパワーグループは人材会社として創業して50年という歴史を活かした大手IT企業とのリレーションがあり、未経験OKの求人も多数紹介しています。
派遣の求人/転職/仕事探しなら【ジョブリンクプラス】にほんブログ村