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販売員しかしてこなかった私が事務の派遣を始めてみて気づいた  派遣事務の良いところ、悪いところ

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派遣

今までは接客・販売業の経験しかなくても、これから事務の仕事を始めてみたいと思っている人は少なからずいるのではないでしょうか。
今回は10年弱販売の仕事を転々とし、30歳を過ぎてから事務デビューした筆者が販売をしていたからこそ気づけた事務の派遣の良いところと悪いところを紹介しようと思います。

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良いところ

その1.土・日・祝が休み

これはもう、基本中の基本です。会社員の特権ですがみなさん当たり前すぎてあまりありがたみを感じているようには見えません。
土・日・祝は販売員にとってはかき入れ時です。休みたいときは事前にシフトを作成している人に「休みたいです。」と報告しなければなりません。場合によっては休みたい理由を話し、了承を得ないと休みが取れないケースもあります。
事務職に転職し、最初のうちは休みが多く感じ戸惑いすらありました。ですがやはり休みがカレンダー通りだと何かと計画が立てやすく、もうシフト勤務には戻れそうにありません。

その2.定時上がりが当たり前

接客販売という仕事は「お客さま」あってのものです。売り場がお客さまでにぎわっている時には定時がきたからといってすぐに帰るわけにはいきません。
お正月のクリアランスセールの時などにはシフト勤務という概念が消え去り、朝の8時からお店が閉店する21時過ぎまでスタッフ一同そろって働くのが普通です。
ところが大手企業の派遣社員(一般事務)となるとどうでしょう。私の場合、定時を少しでも過ぎると指揮命令者である上司に「契約の時間が過ぎているので帰ってもらわないと困ります。」と言われ、残業する時は事前に残業申請なるものを提出するように指導までされました。今のご時世、定時を超えて勤務させることは企業のイメージダウンにもつながりかねません。勤務時間を超えてもなお、お客さまのことを第一に考え、笑顔での接客が必要とされている販売員にこそ時代に合った働き方改革が必要とされているのではないでしょうか。

その3.働いた時間=給料

これも今となっては当たり前のことのように思いますよね。
派遣社員は多くの場合、時給で働いています。そのため1日の契約時間が7時間で時給が1,700円の1日にもらえるお金は

1,700円×7時間=11,900円

となります。
派遣会社からはもしも契約時間(この場合は7時間)を5分でも超えてしまったら必ずその分も申請するように、と言われます。

しかし販売員で働いているときは違いました。
残業はつけるな、と言われる割に売り上げ目標は常に高く設定されており、自分の勤務時間が終わっても店内にお客さんがいれば帰るのは許されない状況だったのです。
その経験のおかげで私の中に「残業をつける=悪いこと」という考えが根付きました。
しかし派遣社員として働いていると働いた時間分申請して給料をもらうという当たり前のことに気づかされます。自分の時間をつかって働いているのにその時間が「無料」の扱いになるのはどう考えても納得できませんよね。

ここまでで販売から事務の派遣に転職したからこそ気づいた良いところを紹介しました。次は逆に悪いところを紹介していきます。

悪いところ

その1.流行に疎くなりがち

肌の汚い店員からは誰も化粧品を買おうとは思いませんよね。販売員として売り場に立っている以上、自分が常にその店の広告塔になっているような気持ちでいなければなりません。何を販売しているにしてもその店の顔として売り場に立つことが販売員としての大前提です。
常に流行をキャッチし、話題になっている店には必ず出向き、世間の流れを自然と前のめり気味にとらえることができるのは、自分は販売員だというプライドがあるからにほかなりません。販売員としての顔をはがされたとたん、流行をキャッチする力が一気に弱くなります。そして1度流行から外れてしまうと元に戻るのはほぼ不可能だと言っても過言ではありません。
流行を自らキャッチしに行くのではなく、常に受け身でい続けることがこんなに楽だということは、販売員を続けていたら知る由もなかったでしょう。

その2.洋服が毎日ほぼ同じ

制服があればまた別ですが、毎日同じ席で仕事をするのにオシャレなんて考えていられません。とにかく目立たないように、心地よく過ごせることが第1条件となり、いつの間にか無地のカットソーに黒のパンツがお決まりに・・・あ、これは私の場合ですが。
せめて通勤用のバッグくらいは気を遣って良いものを持ちたいと思ったのですが、朝の満員電車でおしゃれな高級バッグなんて持つ気にもなれず開け口にファスナーがついているバッグ一択で通勤しています。

その3.太る

これがもう、1番の問題です。ずっと販売員の仕事をしていたので1日中立ちっぱなし、歩きっぱなしという状況を当たり前に思ってきていました。いまはずっと座って仕事をしているのにもかかわらず3時のおやつの時間にはしっかりお菓子を片手にしているのだから体重の増加は止まりません。
これから事務の仕事を始めようとしているみなさんは、本当に気をつけてください。
立ち仕事の場合、30分で消費されるカロリーは約80カロリー、1日7時間働くとするとそれだけで560カロリーを消費していることになるのです。これに対し事務仕事の30分での消費カロリーは約40カロリー、立ち仕事の半分ですね。しかも接客業はながら食いできる事務とは違い当然何かを食べながら仕事をするわけにはいきません。
私は半年で10キロ近く体重が増えてしまいました。

初めから運動不足になってしまうかもしれないということを意識していればこんなことにはならなかったのに・・・

これから派遣で働こうと思っている人へ

これを読んでくれている人は販売員から派遣で事務職に就きたいと思っている人がほとんどだと思いますので最後に私からもう一つ、紹介したいと思います。

私が事務デビューする時に使用したサイト

リクナビ派遣

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まとめ

今回は接客販売をしていた私だからこそ分かる、派遣社員で事務職をするうえで気づいた良いところと悪いところを紹介しました。
接客業をしていた経験を活かし、派遣社員としてのスキルも磨けるよう日々努力することが何より大切ですよ。

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