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コロナ騒動で見えた正社員との格差・・・それでも私が派遣社員として働き続ける理由

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新型コロナウィルスの拡大を受けて世間ではどのような変化が起きているのでしょうか。

私たち派遣社員にとって身近な変化というと、2020年4月1日から同一労働同一賃金という制度が始まりました。

同一労働同一賃金とは

 正社員や非正規社員を問わず、業務が同じ場合は同じ待遇とすること

総務省の調査によると、日本では有期雇用労働者やパートタイム労働者、派遣労働者などの「非正規雇用労働者」いわゆる非正規社員労働者全体の約4割を占めています。この非正規社員が正社員と同じ仕事をしているにもかかわらず、非正規社員というだけで賃金や休暇の取得、福利厚生面で様々な格差があることが以前から問題となっていました。このような格差をなくすために制定されたのが「同一労働同一賃金」なのです。

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コロナ騒動で明らかになった正社員とのさらなる格差

この同一労働同一賃金の法改正、2020年4月7日に安倍首相より発令された非常事態宣言によりさっそく効果を発揮すべき時がやってきました。

でも実際はどうでしょう

私が勤めているのは都心にある最大手企業です。が、6月現在社内にいるのは私と同じ派遣社員か請負の社員ばかり。正社員は当番制度で出勤してくるだけで部に1人いるだけです。しかも普段他の階で勤務している出社必須の大規模プロジェクトに携わる正社員の人たちが三密を避けて働くため私たちの席を占領し、派遣、請負社員はフリーアドレス席にすし詰め状態です。この状況が成り立っているだけで正社員との格差を感じずにはいられません。

この他にも問題となっているのは・・・

休業中の保障

緊急事態宣言で自宅待機になった場合、正社員は給与の100パーセントの保障が受けられるのに対し、派遣社員は最低限の60パーセントしか保証を受けられない

テレワーク格差

正社員のみ各自のパソコンを持ち帰ってテレワーク。派遣社員は有無を言わさず出社

など。企業としてこれだけの格差を見て見ぬふりをし続けることはこの先の時代を生き抜けるか否かにも関わってきそうです。

これだけの差別を受けながらも、派遣社員として働くメリットはあるのでしょうか。

派遣社員として働くメリット

残業が少ない

派遣の働き方の特徴として挙げられるのは、勤務条件が契約内容としてしっかり定められていることです。
つまり最初に残業無しという契約をしていた場合、この先残業が発生することはまずありません。そこで業務終了後の時間から自分の趣味や副業などに時間を充てることができるのは派遣ならではの働き方といっても良いでしょう。

時間の融通が利く

時間の融通を聞かせることができるのも派遣ならではといえそうです。
例えば私の場合、仕事量の少ない期間は9:00~15:00までの勤務にしてもらったり、コロナウィルスの影響を極力受けないようにするため朝の出勤時間をしばらく8:00にしてもらったりしています。上司や職場に恵まれているのか、これらの件で文句を言われたことは今までに1度もありません。

責任を問われない

派遣社員にそこまで重要な業務をさせている企業はほとんどないでしょう。大部分は正社員の手伝いや補佐といった役割ではないでしょうか。だからといって手を抜くのはもちろんご法度ですが、しょせん正社員と同じ扱いを受けることはほぼない立場。と割り切っていれば息苦しさもわずらわしさもなく、意外と心地よい立ち位置で働くことができるのかもしれません。

結論:会社にすがらず割り切って働くことが大切

派遣で働くことに対していくら不満を感じたとしても急に正社員で働くことは難しいし、フリーランスでやっていくにしても突然なんの保証もなく動き出すのはとても勇気が必要です。
なので大切なのは

派遣として柔軟な働き方をしながら自由に生きていくための準備をすること

だと思います。
会社に手厚い保障を求めるなら最初から正社員として働けばいいだけの話。
まずは自分の置かれた状況をプラスにとらえ、これから自由に生きていくためにどうするか、自分には何が出来るかを真剣に考えてみましょう。

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